先日のM3から日が空きましたが、その時に入手したCDを全て聴き終わりましたので紹介します。
次回M3などのイベントチェックの参考にどうぞ。
毎回疾走感に定評のあるトラックを制作されているのですが、今回は疾走感に加えて1曲目から戦国ドラマの要素を入れてくるなどストーリーも重視した楽曲になっています。音自体も作り込みが凄いのですが、フレーズ一つ一つに疾走感を感じさせる匠の技が入っていてこれぞ猫大樹ワールドという音になっています。
ちなみに、この作品は「戦国」がテーマなのですが、実は和楽器は入っていないんですよね。それでもテーマに説得力のある構成となっているのは学ばねば。
いつもは可愛い、ポップなどのキーワードがあるのですが今回は厨二病がテーマとなっており、右手が疼く系の方々にオススメのアルバムです。
楽曲の方はクワイヤを豪華に使った楽曲や(本人も言っているけど)某有名メタルバンドの影響をこれでもかと突っ込んだ曲が揃っており、同人作品ならではの「俺得だよ、俺がこうやりたいんだよ!」という勢いに溢れています。こういう本人の愛が入りまくった作品は大好き。
ちなみにネタバレは伏せるものの、最後のネタはこれまでのりっつ君の作品を追いかけてきた人にとっては結構懐かしいと思うかもしれませんw
ダークメルヘンな世界観をもつ作品を発表しているサークルで、かれこれ10年以上も活動を続けている大御所です。
世界観は共通しつつも、一定のジャンルに囚われない作品作りに魅力があるのですが、今回はかなりダブステップ寄りな作風となっています。僕自身、QoWの作品を追いかけて日は浅いのですが、過去の曲と比較してもかなり異質かと。
ちなみに、今回はシングル形式で頒布されていましたが、アルバム作では一つの物語を巧みに組み立てる作り込みが魅力ですので、他の作品もチェックをお勧めします!
新進気鋭の若手クリエイター、サカモトユウ君のサークルです。M3参加は2回目とのこと。
前作は今風のバンド楽曲だったのですが、今作は「80年代」がテーマとなっており、全体を通して音作り、フレージングに懐メロ感が出ています。個人的には1曲目のインストとが気に入っているのですが、他の楽曲も爽やかさとキラキラ感の同居した雰囲気となっており素晴らしい作品でした。これが90年代生まれの作品とは思えんw
バンド系楽曲やBGMを制作されているサークルです。
前作はテクノポップからバンドまで様々な作風に触れられるアルバムだったのですが、今作はアルバム丸ごと一つの世界観で統一している作品となっており、内容はかなり攻撃的なロック/メタル系なものになっています。しかしながら単に激しいだけでなく、時おり儚げな曲も挟んだり、1曲目の世界観を再度ラストに提示するなど構成もかなり練りこまれており、14曲のボリュームでも中だるみする事なく最後まで楽しめる作品でした。
ヒーリング系寄りな楽曲を制作されているサークルです。
全編でピアノを押し出した楽曲が多く、メロディの美しさで聴かせる作風なのですが、単にメロディだけで押すのではなくアレンジや構成、さらにこの手の曲では珍しく?音響的にも面白さを持たせた作品となっています。
時おり物悲しさを感じるものの、全曲を聴いた後は何だか晴れやかになるアルバムなのでこういった雰囲気が好きな方は是非チェックを!
名前の通り、さまざまなハウス系クリエイターの楽曲が集まったオムニバスアルバムです。
これまでVol.1やVol.2も入手していたのですが、たまに暴れまくる楽曲の飛び出してくる過去作と異なり、今作は全体的にディープ寄りな楽曲が多く、ハウスはハウスでもテック系なハウスの好きな方にはオススメなアルバムです。
と言いながら個人的には4曲目のPinkyLabさんのSweet Blue Planetがオススメなんですけどねw
毎回ながら可愛い曲の当て具合すげぇ。
これまでの紹介作品とはうって変わってハードコア系のサークルです。
こちらも様々なクリエイターが集まったアルバムなのですが、とにかく全体的にタイトル通りのとにかくハードな世界観が詰まった(というか一部楽曲はかなりブルータルな)楽曲ばかりとなっています。
一音一音がやたらと重いわ歪みまくってるわと、ハードコアはハードコアでもかなりキツイのが好きな人向けという感はあるのですが、逆にハマる人はとてもハマるという劇薬のような作品です。なお僕はハマった口ですw
こちらもハードコア系楽曲を発表されているサークルです。
アルバム名の「伍」でんんっ?となりますが、それもそのはずで全編で「和風」をテーマとした楽曲が揃い踏みとなっています。和風ハードコアアルバムと言うべきか。
楽曲はハードコアベースと言う事で勇ましさもあるのですが、メロディも非常に大切に作り上げた事が感じられる曲が多く、今回ハードコア系で入手した中では一番親しみやすいアルバムだと思います。
ただ、この作品が他と違うのは各クリエイターが「推し」のジャンルで楽曲を制作されている点です。そのため一曲ごとに全然違う作風で出てくるのですが、「ワイはこれが好きなんや!」という勢いは共通しています。
参加されている方はトランス、ハードコア系の方が多いのですが、その中でもかなり細分化されているので、「クラブ系楽曲でどんなジャンルがあるんだろう?」と気になる方にオススメです。(ちなみにそれぞれのクリエイターがオススメするアーティスト紹介もあるのでさらに深掘りしたいかたもぜひ!)
次回M3などのイベントチェックの参考にどうぞ。
抜刀/猫大樹
KONAMIのjubeat、SoundVoltexにも曲を提供しているサークルで、東方アレンジを中心に活動されています。僕自身もサークル主の新井大樹さんには大変お世話になっております。毎回疾走感に定評のあるトラックを制作されているのですが、今回は疾走感に加えて1曲目から戦国ドラマの要素を入れてくるなどストーリーも重視した楽曲になっています。音自体も作り込みが凄いのですが、フレーズ一つ一つに疾走感を感じさせる匠の技が入っていてこれぞ猫大樹ワールドという音になっています。
ちなみに、この作品は「戦国」がテーマなのですが、実は和楽器は入っていないんですよね。それでもテーマに説得力のある構成となっているのは学ばねば。
Strawberry Vampire/Witch Hat Orchestra
これまでのM3では「まにまにサウンズ」として参加していた、りっつ君のサークルです。いつもは可愛い、ポップなどのキーワードがあるのですが今回は厨二病がテーマとなっており、右手が疼く系の方々にオススメのアルバムです。
楽曲の方はクワイヤを豪華に使った楽曲や(本人も言っているけど)某有名メタルバンドの影響をこれでもかと突っ込んだ曲が揃っており、同人作品ならではの「俺得だよ、俺がこうやりたいんだよ!」という勢いに溢れています。こういう本人の愛が入りまくった作品は大好き。
ちなみにネタバレは伏せるものの、最後のネタはこれまでのりっつ君の作品を追いかけてきた人にとっては結構懐かしいと思うかもしれませんw
Addictive SERPENT/Queen of Wand
ダークメルヘンな世界観をもつ作品を発表しているサークルで、かれこれ10年以上も活動を続けている大御所です。
世界観は共通しつつも、一定のジャンルに囚われない作品作りに魅力があるのですが、今回はかなりダブステップ寄りな作風となっています。僕自身、QoWの作品を追いかけて日は浅いのですが、過去の曲と比較してもかなり異質かと。
ちなみに、今回はシングル形式で頒布されていましたが、アルバム作では一つの物語を巧みに組み立てる作り込みが魅力ですので、他の作品もチェックをお勧めします!
Neo 80's / 音風楽房
新進気鋭の若手クリエイター、サカモトユウ君のサークルです。M3参加は2回目とのこと。
前作は今風のバンド楽曲だったのですが、今作は「80年代」がテーマとなっており、全体を通して音作り、フレージングに懐メロ感が出ています。個人的には1曲目のインストとが気に入っているのですが、他の楽曲も爽やかさとキラキラ感の同居した雰囲気となっており素晴らしい作品でした。これが90年代生まれの作品とは思えんw
D's world / akatsukikyo music channel
バンド系楽曲やBGMを制作されているサークルです。
前作はテクノポップからバンドまで様々な作風に触れられるアルバムだったのですが、今作はアルバム丸ごと一つの世界観で統一している作品となっており、内容はかなり攻撃的なロック/メタル系なものになっています。しかしながら単に激しいだけでなく、時おり儚げな曲も挟んだり、1曲目の世界観を再度ラストに提示するなど構成もかなり練りこまれており、14曲のボリュームでも中だるみする事なく最後まで楽しめる作品でした。
The bud / Appolo monomania
ヒーリング系寄りな楽曲を制作されているサークルです。
全編でピアノを押し出した楽曲が多く、メロディの美しさで聴かせる作風なのですが、単にメロディだけで押すのではなくアレンジや構成、さらにこの手の曲では珍しく?音響的にも面白さを持たせた作品となっています。
時おり物悲しさを感じるものの、全曲を聴いた後は何だか晴れやかになるアルバムなのでこういった雰囲気が好きな方は是非チェックを!
House Yoichi Vol.3 / House Yoichi
名前の通り、さまざまなハウス系クリエイターの楽曲が集まったオムニバスアルバムです。
これまでVol.1やVol.2も入手していたのですが、たまに暴れまくる楽曲の飛び出してくる過去作と異なり、今作は全体的にディープ寄りな楽曲が多く、ハウスはハウスでもテック系なハウスの好きな方にはオススメなアルバムです。
と言いながら個人的には4曲目のPinkyLabさんのSweet Blue Planetがオススメなんですけどねw
毎回ながら可愛い曲の当て具合すげぇ。
FAR EAST DYSTOPIA VOL.3 / FAR EAST DYSTOPIA
こちらも様々なクリエイターが集まったアルバムなのですが、とにかく全体的にタイトル通りのとにかくハードな世界観が詰まった(というか一部楽曲はかなりブルータルな)楽曲ばかりとなっています。
一音一音がやたらと重いわ歪みまくってるわと、ハードコアはハードコアでもかなりキツイのが好きな人向けという感はあるのですが、逆にハマる人はとてもハマるという劇薬のような作品です。なお僕はハマった口ですw
HARDCORE TECHNIX伍 / MNKsound
アルバム名の「伍」でんんっ?となりますが、それもそのはずで全編で「和風」をテーマとした楽曲が揃い踏みとなっています。和風ハードコアアルバムと言うべきか。
楽曲はハードコアベースと言う事で勇ましさもあるのですが、メロディも非常に大切に作り上げた事が感じられる曲が多く、今回ハードコア系で入手した中では一番親しみやすいアルバムだと思います。
このジャンルがすごい!!! 2018 / OX-Project
先ほどまでの2作品と同様、オムニバスアルバムです。ただ、この作品が他と違うのは各クリエイターが「推し」のジャンルで楽曲を制作されている点です。そのため一曲ごとに全然違う作風で出てくるのですが、「ワイはこれが好きなんや!」という勢いは共通しています。
参加されている方はトランス、ハードコア系の方が多いのですが、その中でもかなり細分化されているので、「クラブ系楽曲でどんなジャンルがあるんだろう?」と気になる方にオススメです。(ちなみにそれぞれのクリエイターがオススメするアーティスト紹介もあるのでさらに深掘りしたいかたもぜひ!)
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